clipVoard 1.1.1 / macOS 14 以降
コピーしたものが、勝手に残ります。
初回起動時にフォルダの選択を求められます。ここにクリップが Markdown で貯まっていきます。
何かをコピーすると、メニューバーのアイコンの下に履歴が貯まります。監視は自動で始まっているので、操作は要りません。
⌘⇧V を押すと、マウスカーソルの位置に履歴が出ます。選ぶとその場に貼り付きます。
これだけで使えます。以降は、必要になったときに読んでください。
いくつかの機能は macOS の許可が要ります。許可を求められるのは、その機能を使うときだけです。
| 機能 | 必要な許可 | 求められる場面 |
|---|---|---|
| 選んだクリップを自動で貼り付ける | アクセシビリティ | 設定 > 一般 の自動貼り付けをオンにしたとき |
| 画面の文字を読み取る | 画面収録 | その機能を初めて使ったとき |
| スクリーンショットの自動取り込み | フォルダ(デスクトップ等) | 取り込みをオンにしたとき |
許可しなくても、他の機能はそのまま使えます。自動貼り付けが未許可の場合は、コピーだけ行われます(あとは自分で ⌘V を押してください)。
コピーすると自動で残ります。残る種類は次のとおりです。
| 種類 | 残り方 |
|---|---|
| テキスト・URL・コード・表・メールアドレス | 本文がそのまま Markdown に |
| 画像(スクリーンショットを含む) | PNG を assets/ に保存し、本文には寸法と読み取った文字 |
| 書式付きテキスト | 本文はプレーンテキスト、書式は RTF として保存(貼るときに書式ごと戻ります) |
| ファイル・フォルダ | パスだけを記録します。ファイルの実体は複製しません |
| 色 | #RRGGBB の値 |
テキストと画像の両方を含むコピー(Web ページの選択など)は、テキストとして残ります。あとで言葉から探せる形を優先しているためです。
次のコピーは、意図的に保存されません。
判定はすべてこの Mac の中で行われます。ただし、あらゆるパスワードを検出できると保証するものではありません。確実に残したくない作業のときは、監視を一時停止してください。
⌘⇧C で監視を止められます。もう一度押すと再開します。停止中はメニューバーのアイコンが警告表示になります。
パスワードの入力や、他人の個人情報を扱う作業の前後で使ってください。
設定 > フィルター で調整できます。
⌘⇧V(予備として ⌘⌥V)で、マウスカーソルの位置に履歴が開きます。上部で「履歴」と「スニペット」を切り替えられます。
行をクリックすると、クリップボードにコピーされ、そのまま前面のアプリに貼り付きます。Esc で閉じます。
画像のクリップは画像として、書式付きテキストは書式ごと貼り付きます。受け取れない相手にもテキストが同時に載るので、貼り先を選びません。
自動で貼り付けたくない場合は、設定 > 一般 > 貼り付け のトグルをオフにしてください。コピーだけ行われます。
よく使うクリップはピン留めしておくと、ピッカーを開かずに貼れます。
1. 一覧でクリップの右にあるピンのボタンを押す(右クリックメニューからも可)2. ピン留めしたクリップが ⌃⌘1 〜 ⌃⌘9 に割り当たります
番号はピン留めした順で固定です。あとから別のものをピン留めしても、既存の番号はずれません。ピン留めが 0 件のときは、番号キーを 1 つも占有しません。
不要になったらもう一度ピンを押すと解除されます。ピン留めはファイルにも記録されるので、アプリを再起動しても残ります。
繰り返し使う文言は、設定 > スニペット に登録できます。ピッカーの「スニペット」タブから貼れます。
本文には差し込みが書けます。
| 書き方 | 差し込まれるもの |
|---|---|
{date} | 今日の日付 |
{time} | 現在時刻 |
{datetime} | 日付と時刻 |
{clipboard} | 直前にコピーした内容 |
{{指示文}} | AI が指示に従って生成した値(AI 有効時のみ) |
クリップ履歴からよく使う文言を自動で拾って登録する機能もあります(設定 > スニペット)。
| キー | 動作 | 変更 |
|---|---|---|
| ⌘⇧V | カーソル位置にピッカーを開く | 可 |
| ⌘⌥V | 同上(予備) | 可 |
| ⌘⇧C | 監視の一時停止 / 再開 | 可 |
| ⌃⌘1〜9 | ピン留めしたクリップを貼る | オン / オフ |
| 未設定 | 画面から色を吸い取る | 割り当て可(⌃⇧K など) |
| 未設定 | 画面の文字を読み取る | 割り当て可(⌃⇧T など) |
変更は 設定 > 一般 から。他のアプリと衝突する場合は、割り当てを変えるか、グローバルホットキー自体をオフにできます。
画像をコピーすると、PNG が保存先の assets/年/月/日/ に置かれ、クリップの本文にはリンクと寸法が入ります。Obsidian で開くと、そのまま絵が表示されます。
一覧・ピッカー・詳細にはサムネイルが出るので、目で探せます。
画像が保存されると、その中の文字を自動で読み取り、本文に足します。「請求書」「エラーメッセージ」といった言葉で、スクリーンショットに辿り着けます。
読み取りは Apple の Vision によるこの Mac の中だけの処理です。画像も読み取った文字も外部には送られません。
日本語と英語に対応しています。不要なら 設定 > 一般 > 画像 でオフにできます。
⌘⇧4 などで撮ったスクリーンショットはクリップボードを通らないため、そのままでは履歴に残りません。設定 > 一般 > 画像 > 撮ったスクリーンショットを自動で取り込むをオンにすると、履歴に加わります。
メニューバーのパネルにあるスポイトのボタンを押すと、画面上の 1 点の色を吸い取れます。#RRGGBB のカラークリップとして残り、クリップボードにも入ります。
デザインの参考色や、他のアプリの配色を控えるのに使えます。ショートカットを割り当てることもできます(設定 > 一般)。
パネルの枠のボタンを押すと、画面の範囲を選べます。選んだ範囲の文字を読み取ってテキストクリップにします。
画像の中の文字、動画の字幕、コピーできないアプリの画面など、選択できない文字を取り出せます。
メニューバーのアイコンをクリックするとパネルが開きます。右上の「ウィンドウで開く」ボタンで大きな画面にもできます。
左側で絞り込めます。
キーワード検索に加えて、意味の近さでも探せます。「先週コピーした認証まわりのコード」のように、正確な単語を覚えていなくても辿り着けます。
日本語で検索したときは英語のクリップも探しにいきます(AI が有効な場合)。
AI が有効な場合、パネル下部で質問できます。履歴を検索して、その内容をもとに答えます。「この前の請求書の番号は?」のような聞き方ができます。
その日のクリップから「何をしていたか」を毎日自動でまとめます(AI 有効時、既定オン)。常駐中に定期的にチェックし、未生成の過去日も埋めます。
1 週間分の統計と、日別まとめを踏まえた総括を作ります。統計は AI 無しでも作られます。
どちらも保存先の summaries/ に Markdown で残るので、Obsidian からも読めます。
設定 > AI で有効にし、モデルをダウンロードします。
| モデル | サイズ |
|---|---|
| Qwen2.5-3B-Instruct-4bit | 1.8 GB |
| Llama-3.2-3B-Instruct-4bit | 1.8 GB |
| Gemma-3-4B-Instruct-4bit | 2.5 GB |
AI を使わなくても、保存・検索・貼り付け・OCR はすべて動きます(OCR は AI モデルとは別の仕組みです)。
保存先フォルダの中は、こうなっています。
選んだフォルダ/
clips/2026/08/17/20260817-181738-image.md … クリップ 1 件 = 1 ファイル
assets/2026/08/17/20260817-181738-37B7D014.png … 画像や書式の実体
summaries/2026-08-17.md … 日別まとめ
summaries/2026-W33.md … 週次ふりかえり
master.md … 全クリップの索引(表形式)
snippets.json … スニペット
_tag-index.md … タグ索引
_embeddings.json … 意味検索用の索引
クリップの中身は、frontmatter(種別・日時・タグ・アプリなど)と本文の Markdown です。アプリを消しても、履歴はただのテキストファイルとして手元に残ります。
保存先を Obsidian の Vault 内にすると、そのまま使えます。
![[...]] のリンクが入っているので、Obsidian 上で絵が表示されますmaster.md から各クリップへリンクが張られています保存先を iCloud Drive 内のフォルダにすると、Markdown が iCloud 経由で共有・バックアップされます。
端末間のリアルタイム同期は未実装です。同じフォルダを複数の Mac が同時に書くと衝突する可能性があるため、常用は 1 台を基本にしてください。
iOS 版は閲覧用です。保存済みのクリップを見る・探すことができます。クリップボードの自動監視・AI 分類・ファイル書き込みは macOS 版だけの機能です。
詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
新しいバージョンが出ると、メニューバーのパネルに「v◯◯ が利用可能」と出ます。押すと、ダウンロード・検証・入れ替え・再起動まで自動で行われます。
安全のため、次をすべて満たしたときだけ入れ替えます。満たさない場合はダウンロードページが開くので、手動で入れ替えてください。
更新の確認自体をやめたい場合は、設定 > 一般 のトグルをオフにしてください。確認は version.json を取得するだけで、識別子や利用情報は送信していません。
自動貼り付けにはアクセシビリティの許可が要ります。設定 > 一般 の「許可…」ボタンから許可してください。未許可のときはコピーのみになります。
アプリの 設定 > お問い合わせ、またはLP のお問い合わせフォームからお送りください。送信されるのは入力内容とアプリ・OS のバージョンだけで、クリップ履歴は送信されません。